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2010年9月14日火曜日

GIT(分散型バージョン管理システム)の特徴

Git(ギット)とは、
~ ソースコードの分散型バージョン管理システム。
動作速度に重点が置かれており、分散されたレポジトリがローカルマシンに
置かれている為、ネットにつながっていなくてもソースをコミットできる。


■ 集中管理方式のバージョン管理システム
~ サーバ上にだけリポジトリを持ちます。




■ 分散管理方式のバージョン管理システム
~ サーバ上のリポジトリ以外にも各開発者がローカルリポジトリを持ちます。




【分散型のメリット】
・一時的作業の履歴管理が容易
~ 各開発者の作業は、ローカルリポジトリへコミットすることになる為、
中央リポジトリに影響を与えることなく各開発者が変更を管理できる。

・柔軟なワークフロー
~ リポジトリ構成を階層化し、各グループのリポジトリ上の変更をリーダーが確認して、
上位のリポジトリへプッシュするという使い方ができる為、
各開発者が勝手にマスターのリポジトリへコミットするのを避けることができる。

・パフォーマンスとスケーラビリティ
・オフラインによる開発
・障害に強い
・オープンソースの改編物の公開に最適
・SVNを集中リポジトリとして利用可能


【分散型のデメリット】
・管理が煩雑に
・ロックができない
・細かいアクセス制御ができない
・リポジトリ単位しか作業セットを取得できない
・Windows用のツールが成熟していない
・一般開発者向けのノウハウが十分に蓄積されていない
・利用経験があるエンジニアを集めにくい


分散型のバージョン管理システムでは、下記のような使い方が出来る。
※ また、中央リポジトリにSVNを利用する事ができる。



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